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ドキドキプリキュア キュアダイヤモンド闇落ちSS 「ブラックダイヤモンド」
今日は、ドキドキプリキュア見てたら、とっても面白くて、妄想しまくれたので書いてみました。

キュアダイヤモンドというか、六花ちゃんの重めの百合幼馴染正妻っぷりがすごすぎてかわいいもので。


こんな風に六花ちゃんが闇落ちしたら可愛いなっていう妄想です。

闇落ちとか苦手な方は読まないほうがよろしいかと思います。


キュアダイヤモンドって、名前がいいよなーって思います。色々考えられて。
まだ本編で変身すらしてないのに書いちゃいましたが。


簡単な設定説明ですけど、たぶんプリキュアみんな集まって中盤戦を過ぎたあたりっていうような時期設定を妄想して書いてます。あと、六花ちゃんがマナちゃん好きすぎてやばいっていう。


ということで、続きを読むでSSになりますー。




菱川六花は相田マナを心から愛している。

マナとは子供の頃から幼馴染として共に過ごしてきた。
両親が多忙な六花はマナの家で過ごす時間も多く、本当の姉妹のように育ってきた。
六花にとって、マナは目を離しておけない困った妹のような存在であり最愛の家族だ。

マナは身近で起こった事件に直ぐに飛び込んでいってしまう。どんな問題か、どんな相手なのかは関係ない、彼女はこの世の理不尽に対して、どこまでも誠実に向き合うのだ。

困っている人間を放っておけない。

相田マナの口癖だ。
そして彼女はその言葉を実現しうるだけの能力を有している。学力も身体能力も、人を引きつける不思議な魅力も・・・相田マナにはあらゆる資質が生来より備えられていた。
マナという名前は、神秘的な力の源から考えられたものだろうか。だとすれば相田マナという名前はこれ以上ない程に相応しいものだろう。

六花はマナを愛しているし、尊敬してもいる。
肩を並べられるのは、学力くらいのものだった。だからこそ、必死で勉強した。少しでもマナに近づけるように、マナと一緒に居られるようにと。
少しでも永く・・・と。

しかし、六花は蜜月のような日常に不安を感じていた。
幼い頃からマナと過ごす温かい時間と共に、腹の奥底に澱んだ闇が静かに積もっていくという嫌な感触だった。

「いつか、マナは自分の事を置いてどこか手の届かないところへ行ってしまうのではないか」
言葉にするなら、こうだろうか。自身にも掴みどころの無い感情。
六花は誰にも言えない黒い何かを抱えたまま成長していった。
プリキュアとなった今でも、それは変わらない。


プリキュアとなって、マナと共に戦い続けた。
マナはいつも自分の身を犠牲にしてでも、沢山の人間を助けた。仲間も、敵さえも彼女にとっては助けるべき対象だった。
不幸に苛まれるあらゆる全てが、マナにとっては見過ごせない助けるべき存在。

いつからか相田マナ、キュアハートはあらゆる人々にとっての希望になった。
その希望がマナの身体と心を徐々に蝕む毒だと、一体どれだけの人間が気づいているだろうか。

六花はキュアダイヤモンドとして、マナを守る。
ダイヤモンドは人の手で磨くことにより、天然物質としては最高の硬度を誇る宝石となる。
マナに寄り添うべく、学業に励んで自らを研鑽してきた六花にはうってつけの名前だ。
マナは自身の安全など省みない戦いをする。どれだけ傷を負っても戦い続ける彼女を止められる者は居なかった。だが、その姿は仲間や多くの人々を魅了した。
仲間であるプリキュアも皆、マナに絶大なる信頼を置いた。

六花はそんな奴らは最初から仲間だとは思っていない、マナにたかる蠅なのだ。侮蔑の眼差しを瞳の奥へと潜め、六花はマナを守り続けた。


マナに限界が訪れるまで、そう時間はかからなかった。
蓄積したダメージは少女の肉体に深刻な障害を与えた。マナは戦いの最中に突然倒れ、それっきり目を覚まさなくなってしまった。何という事もない、普段通りの怪物が相手で、ダメージを受けた訳でもない。

マナを倒したのは彼女に託された希望や信頼という名の怪物だ。

六花はいずれこうなる日が来るのだと、覚悟はしていた。
自分がどれだけマナを守ろうと、止められるものではない。
彼女は幸せの王子様、自分はそれに付き従う燕。


意識不明のまま、植物状態のマナは集中治療室で静かに眠り続ける。
一か月程の間は沢山の人間が見舞いに訪れた。しかし、それが時と共に途絶えていく。毎日欠かさず見舞いにやってくるのはもう、六花だけだった。
マナの命を計測し続ける電子音だけが鳴り響く室内で、六花は決断する。マナを、愛する人を助けられるのは自分だけなのだ。身勝手な奴らに利用され続けるマナを救済出来るのは自分だけだ。
幸福の王子様の顛末を思い出す。
燕は死の間際に王子にキスをする。すると、みすぼらしい姿に成り果てた王子の鉛でできた心臓は、真っ二つに割れてしまう。燕の死体と砕けた鉛の心臓はゴミ箱に捨てられ、民衆からは見抜きもされなくなってしまうのだ。だが、二人の魂はこの世で最も尊いものとして、神様の力で天国の楽園へと運ばれ、永遠の幸福を得るのだ。

六花は眠り続けるマナにキスをする。
柔らかなマナの身体、その全てに六花は愛を注いだ。
そして、マナの肉体に縫い付けられたホースや点滴針を剥ぎ取って抱き上げる。マナの身体は信じられないように軽かった。

六花は己が心臓を焼く黒色の炎に身を任せる。
この漆黒の炎こそが、自分とマナを天の楽園へと導く灯なのだという確信があった。

事を為すためにプリキュアに変身する。
するといつもの青色ではない、全身を包む色はどこまでも深い暗黒。
ブラックダイヤモンド。
通常の単結晶ダイヤモンドよりも硬く、希少性もあるが、その色により宝石としての価値は劣る。マナを好き勝手に利用する者たちを憎む自分にはお似合いだ。

六花は病室の壁面に掌を向け、黒光を放った。瓦礫を撒き散らして開けられた大穴、眼下に広がる街並みにはマナを利用してきた罪人達がのうのうと明りを灯している。

「マナ、すぐに終わらせるからね。そうしたら、二人で天国に行こうね」

六花はマナを抱えて、大空へ飛びだした。

マナを傷つけた怪物と、それを操る連中を皆殺しにする。
マナを利用し続け、希望という身勝手な重圧を押し付けた者達を皆殺しにする。
マナを盾にして、信頼という欺瞞で危険を押し付けたプリキュアを皆殺しにする。

今の自分になら出来る。
肉体の奥底から燃え上がる黒い炎が六花に無限の力を与える。それは、きっとマナと共に過ごしてきた間、ずっとずっと蓄積されてきたものに違いなかった。六花は確信する、あの黒い澱みは、今この時のためにあったものなのだ。マナをあらゆる害悪から救い出し、天国へと導く神聖なる力。


突如、空を飛んでいる最中、六花の身を包む黒炎が問いかける。

これは嫉妬?
違う。何に嫉妬するというのか。
何でも出来るマナが羨ましい?
違う。マナは私の大切な人。
マナが目を覚まさなくて嬉しい?
違う。マナを助けるんだ、私が救うんだ。
あの時、マナを後ろから攻撃したのはなぜ?
違う。違う。マナは私が・・・・。
マナが倒れる寸前に言った言葉を覚えてる?
「ごめんね、六花」
違う・・・違う、嘘だ。

六花の意識が混濁、瞳の輝きは鈍色に沈む。
マナの身体を強く抱きしめる事でどうにか自我を保つのが精一杯。

すると、遠くからやってくる輝きが目に映った。
黄と紫。
あいつらを殺せば、きっとこの嫌な幻聴も消える。

六花は向かってくる二つの輝き、そして眼下に広がる街並みに掌を向ける。
「マナ・・・マナ、大好き。私だけのマナ・・・だから、すぐに行くよ。待っててね」
暗黒の炎が放たれる。
二つの光を飲み込んで余りある力は、そのまま街を焼き尽くす。


六花はマナの冷たくなっていく肉体を抱きしめながら、静かに泣いた。
自作小説 | 00:36:48

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